Interview 02

ゼロから生み出す喜び。
選ばれる製品を作りたい。

2016年4月入社

冨川 貴史

開発技術部 商品開発室 係長 

熊本県出身。技術士補、土木施工管理技士、コンクリート技士の資格を保有。お酒を飲むと会話を忘れがちに。家族と過ごす何気ない休日のひとときが何よりの幸せ。

入社のきっかけ

前職と同じ土木業界での転職。ニッチな製品に興味が湧いた。

この世界に飛び込んだきっかけは、幼い頃から見ていた父親の背中。

親が土木の仕事をしていた影響で自ずと同じ道を志し、土木の専門学校卒業後に前職の建設会社に入社しました。何もなかった場所に目に見えて構造物が完成していく様子を見ることが好きで、転職の際も土木業界で検討していた時に、偶然求人情報を見つけたのが共和ハーモテック。かごについては何となく認知はあったものの扱った経験は少なく、ニッチな製品を扱う会社であることに興味が湧きました。休みが多いなど福利厚生が整っていたことも魅力を感じ、入社を決めました。

日常のいたるところで活用されている、かごの魅力に心惹かれて入社を決意。

前職でも、土木業界の現場の施工管理をしていましたが、新しいことに挑戦しようと入社時は営業職を志望。これまでとは別の角度から見ることで、土木業界についてより理解を深めることができました。市場が限られていると思っていましたが、共和ハーモテックの製品は想像以上にさまざまな場所に納入されていることを知り、かごの需要の高さも実感しました。

現在の業務内容

お客様からニーズを引き出し、これまでにない製品を生み出す。

お客様の生の声から、愛される製品を作り出すおもしろさ。

2021年に本社の開発技術部に異動となりました。新製品を開発するための市場調査やお客様へのヒアリング、製品の試作や実験、社内外向け資料の作成、知的財産関連の取得、新技術活用制度への登録などを行っています。開発というと社内で作業をしているイメージがありますが、当社では外に出て情報収集する所からが開発担当の仕事です。

潜在的なニーズを探し出すために、自己研鑽に励む日々。

さまざまな方と関わるため、専門知識を蓄えなければ同じ土俵で話をすることもできません。当社には資格奨励制度もあるので、これまでに技術士補、土木施工管理技士、コンクリート技士の資格を勉強して取得しました。自発的に勉強しようと思うようになったのは、共和ハーモテックに入社してからの変化です。お客様の潜在的なニーズをいかに引き出すかが、この仕事の永遠の課題のように感じます。上司に相談して日々試行錯誤しています。

面白さ・やりがい

自分の考えがカタチになる。前職にプラスされた面白さ。

前職では知ることができなかった、自分で作り出す仕事のおもしろさ。

自分が一から構造を考えて実験を重ねたものが製品化して、実際に売上に繋がるとやりがいを感じます。奈良県を走る鉄道の線路沿いに導入された吊り下げ型のかごを一から開発したことは、担当者からも喜びの言葉もいただき、とても印象に残っています。

前職で施工管理を行っている時は、すでにある図面をもとに構造物が完成されていく面白さがありましたが、今の仕事ではその図面から作り、自分で考えた構造物が施工されるという面白さが加わりました。転職を経験したからこそ感じられたことだと思います。

知れば知るほど、理にかなっていて、気付けばかごが好きになっていた。

かごは水捌けが良く、災害の防止や被害を軽減する擁壁として理にかなっている製品であるとつくづく感じます。業界でも高いシェアを誇り、かごと言えば共和ハーモテックだと言ってくださる方もいますが、競合となる製品は数えきれないほどあるのも事実です。多くの方に選んでもらえるような製品を開発していきたいです。

これからの目標

開発の好循環を回して、売上の主力となるような製品を。

目標は、次の主力製品を自分のアイデアから生み出すこと。

新製品は作っているものの、大きな売上になるまでに至っていないので、次の当社の主力製品を生み出したいです。新しいものをゼロから作るのは大変ですが、世に出すとそこからまた違うニーズが生まれて、次の製品に繋がっていくこともあります。そのような開発の良いサイクルをうまく回していくことも理想です。

共和ハーモテックは、仕事熱心な方が多くて刺激しあえる会社です。一緒に働く仲間を増やして、楽しく仕事をしていきたいと思っています。