Interview 03

かごの良さを広め、
かごと共に自然を守る。

2011年4月入社

高橋 良和

営業部 仙台営業所 所長代理

新潟県出身。技術士補、知的財産管理技能士の資格を保有。共和ハーモテック屈指の「かごマニア」。 休日は子供と一緒に近所の川で魚採集。

入社のきっかけ

生態系や環境を守る仕事を、自分の価値観に合う会社で。

きっかけは、合同説明会で目に飛び込んできた1枚の写真。

生き物や自然が好きで、直接生き物に触れる仕事をすることが子供の頃の夢でした。しかし、進路を考えるタイミングで自然や生き物の種類が減少している状況を知り、生態系や環境全体を守る仕事をしたいと思うように。

就職活動で合同説明会に参加し、最初に訪れたブースが共和ハーモテックでした。新潟県中越地震で被災した町の復興に携わった写真がブースに貼られていて、その町が私の出身地の隣町だったことが印象に残りました。

環境への負担を減らすのではなく、自然と共生するビジョンに共感し、入社を決意。

説明会では、自然や環境保護のために二酸化炭素削減を主軸にする企業が多い中で、実際に山や河川、街の中で、環境や景観を損なわずに自然と共生する「かご」という製品を知って感銘を受けました。山や河川に直接的に良い影響を与えるようなものを扱う仕事を望んでいたので、共和ハーモテックは自分の価値観に合うと感じて入社を決意。結果的に、就職活動で最初に出会った会社が第一志望となりました。

現在の業務内容

製品のPRとともに、お客様との関係性を構築する。

土木工事に携わる各所へ足を運び、製品のPRや技術提案を実施。

営業としてお客様に製品のPRをしています。当社のお客様は、工事を発注する県庁や市役所様、図面を引く設計コンサルタント様、建材資材を扱う販売代理店様、現場の施工会社様と幅広いのが特徴です。

かごとは何か知ってもらう所から分かりやすく話したり、設計資料の作成をお手伝いしたり、現場で組み立て方を説明したり。同じ製品を説明する時も、価格・機能・施工のしやすさと、相手のメリットとなることを優先して話すなど、それぞれのお客様に合わせたアプローチを意識しています。

何よりも大切なのはお客様に信頼してもらうための関係性作り。

幅広い営業活動を行う背景には、発注・設計・施工などどの場面でも当社を想起していただきたいという思いがあります。金銭的なやり取りをするのは販売代理店様ですが、現場に関わるあらゆる方に当社を知り信用していただき、「次の工事は共和ハーモテックに頼んでみよう」と思っていただくために、それぞれのお客様との確かな関係性づくりを大切にしています。

面白さ・やりがい

現場が完成した瞬間、かごが馴染んでいく経過も楽しみに。

ものづくりの楽しみと、営業としてのやりがいが共生する仕事。

完成した現場を見ることが仕事の一番の楽しみであり痺れる瞬間です。災害の防止や復旧に携わった現場はもちろん、珍しい案件として印象に残っているのは、有名コーヒーチェーン店のエクステリアを全社で初めて担当したこと。完成してお店の景観の一部となったかごが視界に入ってきた時は胸が熱くなりました。このエクステリアと同じようなかごを作りたいという依頼が増え、当時の担当エリアにおける、エクステリア系の売上が15倍になったことも営業として嬉しかったです。

製品が水や緑と調和し、自然に溶け込んでいく趣深い瞬間に心が痺れる。

金網と石で構成されるかごですが、現場によって異なる風合いを出す魅力があります。積み方や石の詰め方の美しさ、周りの自然や景色と馴染んでいく経過を見ていくことも楽しみの一つです。もともと自然と共存するかご独特の味わい深さに惹かれましたが、自分が案件として携わるとより一層思い入れが強くなります。かごのおかげで、誇りを持ってやりたかった仕事に従事することができています。

これからの目標

自分がアイデアを出した製品と、より良い組織をつくること。

夢は自分のアイデアを取り入れた製品を作り、自らの手でお客様に届けること。

お客様に近い存在である営業ならではの視点を活かして、「自分のアイデアを取り入れた製品を作り、自分の手で売る」という入社当時から掲げている目標を達成したいです。社内的なことでは教育制度の強化にも注力したいと思っています。

取扱品目の多さは当社の強みの一つですが、すべてを網羅しようとすると広く浅い知識でとどまってしまいます。個人的にはセクションに分けて各分野のスペシャリストを育成していくことも、人材育成のポイントになるのではないかと考えています。ずっと働き続けたいと思う組織を作っていきたいです。